肌のかゆみの原因と予防・対策方法

肌のかゆみの原因と予防方法、こんなときどうする?対策まとめ

冬になって乾燥してくると、なんだか肌もかゆくなりませんか?

 

  • 新しいセーターを買ってみたけど、なんだか首まわりがチクチクする…
  • 冬場の運動不足解消に、張り切ってジムに通ってみたけど、なんだか終わったあと体がかゆい…
  • いくら保湿しても顔がカピカピしてる、しかもなんかシワっぽくない…?

 

 

はい、全部わたしの経験談です!


肌がかゆいにも色々あるかと思いますが、この記事では一般的な「肌のかゆみの原因と予防、対策」について調べたことをまとめてみました。

 

冬になったら体がかゆくなるというのは経験で知っていても、なぜそうなってしまうのかは意外と知らないものです。原因がわかれば、かゆみの対策が取れるかもしれません!

 

 

知らない方はぜひチェックしてくださいね。


なぜ肌がかゆくなるの?その仕組とは

まずは、なぜ肌がかゆくなってしまうのか、かゆみが出るメカニズムを簡単に説明します。

 

  1. 私たちの皮膚は、一番外側に角質層などからなる【表皮】があり、その下に【真皮】があります。

    肌の構造

  2. 表皮深層と真皮には、外部の刺激物(乾燥・ストレス・紫外線・花粉など)に反応する、肥満細胞(マスト細胞)と呼ばれる[かゆみを感じる細胞]が存在します。
  3. このマスト細胞は、刺激を受けると「ヒスタミン」や「ブラジキニン」などの[かゆみを感じる物質]を放出し、かゆみが起きたり周囲に炎症を引き起こします。

 

 

マスト細胞が刺激を受けることで「かゆみ」が出るのね


 

でも通常は、外部からの刺激が表皮の深層や真皮までは届きません。

 

健康な肌は、肌が持っている「バリア機能」で外部からの刺激を守っているからです。

 

肌の構造

 

バリア機能は、水分の蒸発を防ぐ「皮脂」と、細胞間脂質の「セラミド」が役割を担っています。

 

肌の構造

 

皮脂やセラミドの働きが十分になされていなかったり、皮膚から水分が蒸発することで、細胞に「隙間」ができてしまいます。

 

隙間ができると、本来なら皮膚の深部にある「かゆみを感じる細胞」が表面に出てきてしまい、外部からの刺激を直接受けてしまい、かゆみを感じるようになります。

 

セラミドの量が減ると、角質細胞が乱れて、肌の水分が蒸発したり外部からの刺激が皮膚に入りやすくなり、かゆみが起きる

 

なぜ「バリア機能」が低下してしまう?原因は?

 

なぜバリア機能が低下するかの原因は、次のようなものが考えられます。

 

体の変化から

  • 加齢(肌機能低下・皮脂不足)
  • ストレス(免疫力の低下)
  • 睡眠不足
  • 偏った食事(肌への栄養不足)
  • 生理中やその前後ホルモンバランスの変化
  • 喫煙(血流悪化)

 

外部刺激から

  • 乾燥・寒さ・紫外線
  • 体の洗いすぎ(保湿成分の減少)
  • 衣類(摩擦や締め付け)
  • アレルゲン物質(花粉やPM2.5など)
  • 汗(放置により刺激物質に変化)

 

 

もし当てはまるものがあれば、次のような予防方法を試してみましょう!


肌のかゆみを予防する方法

さきほどの原因リストに「これ当てはまるわ〜…」っていうものがあれば、すぐにでも改善してみてください!

 

具体的な改善方法は次の通りです。

 

基本的な生活習慣を見直す

肌がかゆくなる原因と対策
肌のかゆみを予防するには、普段の生活習慣を見直すことが大切です。まずは出来ることからやってみましょう。

  • 乾燥した空気から肌(皮膚)を守る…衣類から出ている腕や首は、手袋やマフラーを使って外気に触れないようにする、エアコンの風が直接当たるところに行かない、ハンドクリームなどでこまめに保湿する
  • 紫外線を防ぐ…紫外線の強い4〜9月は日焼け止めを塗る、衣類や日焼け止め手袋、スカーフなどで腕や首を覆う、日傘を使う
  • 入浴習慣の見直し…からだは十分に泡立てた石鹸やボディーソープで優しく洗う、ナイロンタオルなど固いものは使わない、お湯は熱すぎない設定(40度前後に)、長湯をしない
  • 質の良い睡眠…(1)布団に入る1〜2時間前にぬるめの風呂(38〜40度)にはいって体をあたためる(2)寝る前直には、スマホやパソコン、テレビを見ない(3)寝る1時間前から照明を落とす、暖色系で暗めの灯りがおすすめ(4)毎日決まった時間に就寝・起床し、朝に太陽の光を浴びる(5)眠れないときでも、「寝なければ!」と思いすぎない
  • バランスの取れた食事…たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく。肌が乾燥する人は青魚や緑黄色野菜がおすすめ。
  • 衣類の見直し…皮膚への刺激が少ない衣類を選ぶ。具体的には、しめつける下着・縫い目が肌に当たる・毛羽立ちなどでちくちくする素材を避ける
  • 汗を書いたら流す…運動後などは早めにシャワーで流す、外出先ではこまめに汗をハンカチなどでやさしく拭き取る

 

お風呂での洗い過ぎに注意

肌がかゆくなる原因と対策
冬場じゃなくても肌が乾燥してしまいがちな人は、お風呂での体の洗い方に問題があることが多いようです。
次の点に注意して体を洗ってみましょう。

  • 石鹸は十分に泡立て肌をなでるように優しく洗う(タオルなど使わず、手で洗うのが理想的)
  • 頭を洗ってから体を洗う(シャンプーなどの成分が背中に残らない)
  • 40度前後のぬるま湯で長湯しない(熱いお湯や長湯で肌の水分が逃げてしまう)
  • 保湿効果のある入浴剤(エモリカなど、ドラッグストアで市販されているものでOK)
  • タオルでふくときはやさしく、吸い取るように(ゴシゴシこすることで刺激となってかゆみにつながる)

 

エアコンやファンヒーターに注意

肌がかゆくなる原因と対策
冬場はエアコンやファンヒーターなどの風で乾燥することも多いです。

  • 温度設定を低めに
  • 加湿器や洗濯物の室内干しで湿度を確保

 

保湿剤でしっかり保湿を

肌がかゆくなる原因と対策
お風呂上がりはとくにしっかり保湿をしましょう。

  • 成分は尿素、セラミド、コラーゲン、コンドロイチン硫酸などが含まれているもの
  • 風呂上がり15分以内に使用するのが最も効果的

かゆいときの対処方法

かゆくてたまらないときはどうしたらいい?

かくのは絶対にNGです。さらにかゆくなりますし、皮膚が傷つき、痛み、赤みや湿疹などが広がることで治りが遅くなります。悪化したら病院へ行かないと対処できなくなってしまう場合も…。
冷やすと多少かゆみがおさまります。保冷剤や、氷水などをハンカチで包んで、そっと押し当ててかゆみをやわらげましょう。
ゲームや読書など、気が紛れるものを集中してやるのもおすすめです。

顔がかゆい!洗顔やスキンケアは?

メイク落としや洗顔料で洗顔力が強いものや、拭き取るタイプのメイク落としなどは肌への刺激や摩擦になります。肌状態が悪化する原因となりますので、基礎化粧品は肌に優しいタイプや敏感肌用のものを使うと良いです。スキンケアは、いつもの倍くらいの時間・量をかけてやるつもりでしっかり保湿しましょう。

メイクはどうする?

特に皮膚のうすい目元などは、薄化粧になるように仕上げます。コンシーラーやファンデーションでしっかり肌を隠したい場合は、いつもよりもしっかり目に保湿してからメイクをすると崩れにくくなります。

汗をかいたときは?

そのまま放っておくと、汗に含まれる成分でかぶれてしまったり、雑菌が繁殖することでかゆみやニオイの原因となります。ハンカチやタオルなどで優しく汗をふきとります。制汗剤の使用は、肌の状態が悪化しますので、肌荒れをしているときは使用を控えます。
脇の下などは実は乾燥しやすい場所。入浴後は忘れずに保湿しましょう。

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